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【雑誌創刊ボツ企画】エンタテイメント雑誌『MEZZO』

【雑誌創刊ボツ企画】エンタテイメント雑誌『MEZZO』

1990年代に書いた、雑誌創刊企画書のひとつが、エンタテイメント総合雑誌『MEZZO(メッゾ)』。

MEZZO(メッゾ)というコトバ

誌名の『MEZZO(メッゾ)』という言葉は、音楽(ミュージック)の語源のひとつ。

つまりは、芸術の神「ミューズ」の語源であり、と同時に〝メディア〟という言葉の源流でもある。

ゆえに〝メディア〟に関わるモノとして最も魅力的すぎるコトバでもあり、そのキーワードで、映画、ゲーム、音楽、演劇、アートなどのエンタテイメントをまとめた総合誌を作りたかったのだ。

神戸大震災とバブル崩壊

この出版企画は某大手出版社にも提出できるということで、A4企画を某プロジェクト集団に提案。

しかし、神戸大震災と不況の影響で宙ぶらりん。
関西での創刊も目指したけど、結局具体的には進まなかった。

のちに創刊された『日経エンタテイメント』がピッタリ

最近でいうと『日経エンタテイメント』『MEZZO』のイメージにかなり近い。
そのなか、この話を某日経BP関係者に話すと『日経エンタテイメント』って、実はジャンル的に強いのは音楽とテレビしかないかも……という話(当時)。

であれば、映画とゲームに強い自分としては、それメインに編集したいと思ったもんだ。

事務所サイトとしてWeb展開

紙の雑誌創刊を断念後、2000年代に事務所名を『ALDA』に改名し、そのWebコンテンツのひとつとして展開しようとサイトを開設(ENTA SITE / DEEP SITE)。

しかし、更新が続かず停滞。
やはり雑誌でやりたいものだったこともあり、結果として本業の仕事優先となった。

その後『メッゾ』というアニメが放送されたときは「やられた」でした。

追記[2018/11/11]

この経験が決定打ではないと記憶していますが、その後「OFFICE KANZO」を設立。

ネーミングについては、あれからネーミング辞典を一切参考にすることなく、ストレートな意味合いの語音と造語で、ドメインを検索して(2000年代前半はほぼ勝てないドメイン取得争い続き)、同じドメインがないように、ブランディングの可能性を探るようになりました。

ペンネーム・中元文月という名前が、未だ他に類をみないのも、その結果かもしれません。

そのなか、紙の雑誌創刊企画が提出できる立場という体験はなかなか味わえるものではありませんし、いい時代を過ごしたと思います。

今後「ZINE」フリーペーパーで、理想を実現できるかもしれませんが、同じやるなら商業出版。

やはりプロの編集者・ライター・デザイナー・カメラマンらと〝仕事〟できる楽しさは、それらとの自己実現をはるかに越えるものだと断言できます。

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